宮﨑市のiPhone修理店

宮崎市の皆様、こんにちは。

私は、現在iPhone修理店を営んでいますが、もともとはまったく違う業界に身を置いていました。異業種で長年会社を経営して来ました。そんな私がなぜ、iPhone修理店を宮崎で立ち上げる決意をしたのか。その理由をお話ししたいと思います。

きっかけは、知人からの一本の電話でした。「iPhoneを落として画面がバキバキに割れたんだけど、修理に出すのが大変で…」私の地元には、Appleの正規サービスプロバイダがありますが、「正規店では修理料金が高くて地方の収入だとちょっと高いよねぇ」と話していました。iPhone修理には時間もお金もかかり、高齢の知人にとっては大きな負担だったようです。「じゃあ、送ってくれたら修理して返しますよ」私は幼少期から人に喜んで貰うのが好きで、困った人を見ると放っておけない性格です。iPhone修理の経験も講習を受けたり独学で学びながら経験を積んで来ました。

正規修理店で修理に来るお客様を眺めながら、修理で戻ってきた端末を見て嬉しそうに帰っていくのを見た時に、良い仕事なんだなぁと思いました。

その出来事が、私の考えを大きく変える転機となりました。iPhone修理は、単に“機械を直す作業”ではありません。それは、その人の生活を元通りに戻す大切なサポートだということに気づかされたのです。特に、スマートフォンが日常生活の中心となっている今の時代、画面が割れたり充電ができなかったりすると、電話やLINEが使えなくなるだけでなく、キャッシュレス決済や地図、仕事上の連絡にも支障が出ます。私はそれから、本格的に「iPhone修理」の世界について調べ始めました。技術面では、ディスプレイ交換やバッテリー交換、水没復旧、充電口の修理など、幅広い対応が求められることが分かりました。しかも、単にパーツを交換するだけでなく、データを消さずに修理する技術、安全性の高い部品の選定、静電気対策、検品工程など、プロとして信頼されるための知識と技術の奥深さを痛感しました。私はiPhone修理に関する専門講習を受け、信頼できるパーツの仕入れ先も開拓しました。そして、宮崎市で小さなiPhone修理店を開業する準備を始めたのです。なぜ、iPhone修理店だったのか。理由は3つあります。

1. 地元にiPhone修理の選択肢が少なかったこと
地方では、正規のiPhone修理サービスは都市部に集中しており、気軽に行ける距離にはないケースが多くあります。配送修理は時間がかかり、料金も高い。町の電気屋や携帯ショップでは対応できない修理が多く、結局スマホを買い替える人も多いと知りました。そういった人々にとって、「即日・良心価格・データそのまま」のiPhone修理サービスは大きな価値があります。

2. 顔が見えるサービスで信頼を築きたいと思ったから
私は機械が好きですが、それ以上に「人の役に立つこと」が好きです。iPhone修理店という業態は、ただ作業をこなすだけではなく、お客様一人ひとりの悩みに向き合い、安心感を提供する仕事です。実際に店舗を構え、お客様と直接顔を合わせて、「また何かあったら来てね」と言ってもらえることは、何物にも代えがたい喜びです。

3. 修理という仕事は、時代に必要とされている現代では、スマートフォンは「ライフライン」と言っても過言ではありません。iPhone修理の需要は年々高まり、画面割れ、バッテリー劣化、水没、カメラ故障、スピーカー不良など、修理の内容も多様化しています。これらを迅速かつ適正価格で対応できる店が求められていると感じました。

開業当初は不安もありました。集客、仕入れ、集計、保証対応、トラブル対応…。iPhone修理は思った以上に奥が深く、学ぶことも多いです。しかし、修理が完了してiPhoneが元通りに使えるようになったお客様の笑顔を見るたびに、「この仕事を選んで良かった」と心から思います。宮崎の店舗は首都圏に次ぐ、2店舗目になります。現店舗では、口コミや紹介で来てくださるお客様も増え、リピーターの方も多くなりました。この地元の宮崎でも「ここにiPhone修理のお店ができて本当に助かった」と言っていただけるのが私の望みです。

iPhone修理店という仕事は、機械いじりの技術だけでなく、人との信頼関係を築く力も求められます。だからこそ、毎日が挑戦であり、学びです。これからも地域の皆さまにとって頼れる存在であり続けられるよう、技術とサービスの向上に努めてまいります。